管内みて歩き 4月24日土曜日
よこはま動物園「ズーラシア」開園
     
 横浜市のい外郭団体である、財団法人緑の協会では、かねてから計画していた動物園が市北西部に作るという計画が昭和59年に決まり昭和62年から工事着工、はじめからでは15年余りの長い年月を経て、緑区と旭区にまたがる立陵地に豊かな緑と自然を生かした動物園(市内3番目)愛称ズーラシアが、4月24日に第一部開園することになり、広報委員会では、これに先立ち取材を兼ねて見学させていただきました。
 この動物園は仮称「横浜動物の森公園」と云い、この中に動物園ズーラシアがあると云うことになります。

 概 要
●所在地 横浜市旭区上白根町 横浜動物の森公園内
●総面積 (完成時)103.3ha(横浜総合競技場の約16倍)
      その内 動物園53.3ha  植物園50.0ha
●動物展示数 150種1500点(予定)
●展示方法 気候帯別 アジアの熱帯、亜寒帯、温帯等5ゾーン
        生息環境展示 草、木、岩、水等で極力生息地に近い環境を再現
        繁殖センター(一般者の見学は出来ない)


 この内今回の第一次開園部分は29.9ha、展示動物59種315点、展示ゾーンはアジアの熱帯、亜寒帯、世界の温帯の3ゾーンでアフリカ熱帯ゾーンなどはこれから造られるそうです。今はアフリカ象やキリン・アフリカライオン等は居ません。
 バスターミナル・レストラン・おみやげ等の売店も出来上がり、駐車場も入場ゲート前に800台外部に700台(シャトルバスで送迎有)計1,500台で将来は3〜4,000台まで広げることは可能だそうです。
 大きな公園に駐車場のないのが小さな子供を持つ家族にとって悩みでしたがここはたっぷりと確保されております。

 動物園の周囲は民有地との間に約30mの林を造り声・音・臭等にも配慮がされており、園内からは外部の建物は胎んでみえないようにされ自然動物園としての雰囲気作りがしてあり、この都会にもこんな所があったのかと思われる程設計の苦労がうかがわれます。
 人工の扉は大きな金網戸になっており動物園の外周は高さ約3mくらいの金網の柵でで囲われ、万が一動物が自分の檻から逃げ出しても園外には出られないように成っています。

 園内は約3kmの曲がりくねってはいるが整備された巾の広い舗装道路があり一方方向に歩くことによって各ソーン・展示動物を余すことなく見学できるように設計されております。
 右側なら右、左側なら左と、左右同じ部所には展示場は作らない、行きつ返りつしながら見学すると云うことなく、見る人にとってゆったりとした気持ちで見学出来、しかも見落としがないように配慮されています。

 ここの一番の特徴はその動物の生息地により近い環境で展示されていることと、他の動物園ではあまり見ることの出来ない稀少動物を多く集めていることです。
 見学路両側にはそのゾーンの草・木・岩等が配置され、亜寒帯には針葉樹の林、アジアの熱帯ゾーンには竹林、オーストラリア地帯にはユーカリ、きめ細かくその1地帯の雰囲気作りがなされております。
 疑木、疑岩ではありますが、本物そっくりに作られ、動物の生息地の環境が表現されています。
 又水で生活する動物、ペンギン・オットセイ・白熊等の展示は上からも見えるし、大きなガラス越しに水族館で見るように水中からも見学できると云ったあまり見られない工夫がされています。  
 車椅子の方にも上り下りが出来るようにエレベーターの設備も有ります。 
 小鳥の展示場は人が大きなバードゲージに入り動物との触れ合いが出来るようになっています。

 アジア熱帯林では、ジャングルを再現したゾーン、インド象・ドゥクラングール、サル、トラバク、絶滅のおそれのあるインドライオン(日本で初めて)、カンムルシロムク等の展示、亜熱帯の森では針葉樹木や草原・海等を造り北極グマの泳ぐ姿をガラス越しに、温帯では、オーストラリアの草原・ユーカリの林、中央アジアの高地や密林、日本の山里をイメージした環境作り、カンガルー・ダチョウ・月の輪熊、世界的にも珍獣中の珍獣と云われるキリンの仲間のオカピ(日本では初登場)、中国のキンシコウ・犬ににているドール・チベットモンキー。

 動物は展示していなくともそのゾーンをイメージする庭園も一見に値すると思います。又くづれかけた中南米の古代遺跡を模した建物の中には休憩所やカフェテリア。200席あるレストラン・売店の前にはカンガルーの展示場・食事をしながらカンガルーの生態を観察することが出来ます。又持参の弁当を芝生で・カフェテラスで食べることも出来ます。ゴミは必ず持ち帰ることになってます。

 他に繁殖センターがありますが一般には開放していません。ここでは稀少動物の繁殖研究や自然動物の保護・治療・入院・検疫等を行い将来は見るだけでなく動物を良く知ってもらう学習・レクチャーセンターにもして行きたいとのことでした。
 
 ズーラシアの基本的考えは、自然と動物との関係を知って頂き、自然と地球とのかかわりあいを考えてもらえる人の輪を広げて行くことが目的です。(広報 飯田記)
 


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