日帰りバス旅行
「海ほたるアクアライン&びわ狩りの旅」
6月13日(土)緑法人会企画の恒例バスで行く1日社員旅行は観光バス5台という超人気で参加人数は210名であった。市ヶ尾より3台、中山駅より2台での出発となった。折から梅雨前線の接近で、雨足は徐々に私たちを追いかけてくるようであった。ベイブリッジ、つばさ橋を渡りアクアラインのトンネルを抜けると、目前に”海ほたる”と一般公募から名付けられた人工の島が現れた。
海ほたる―広辞苑を引けば、甲殻類介形目の節足動物、体長3ミリメートル楕円形の殻を有し灰白色、上唇一部より分泌する発光物質は海水に触れて青色に発光する、主に太平洋の海にいて秋に多しとあった。硬いコンクリートのこの人工の構築物が、神秘的にして優しい海ほたるという名称を持つ語感に、親しみを覚えるものになったと私は思う。1時間余りの休憩を名物の海ほたる焼きを購入しようと並んでみたが、すぐに集合時刻が来て果たせずにバスに戻った。Iさんが城戸まあ子の壁画があるというので見に行った。海底をモチーフにしたそれはあったが、あまり人目につかない場所に掲げられていて残念な思いがした。
次の見学地、ファミリーパークは木々も花も雨に濡れてしっとりと鮮やかであった。広い庭園にあじさい、ガーベラ、ラベンダー他が咲き乱れていた。トルコ桔梗の温室が何棟もあってその彩りの見事なこと、つりがね状のその花束をたくさん抱えた人々で温室の人口は賑わっていた。
海沿いの道を館山の国民休暇村ホテルに行く。海を望む大きなホールで昼食をとり、富浦のびわ狩りとなる頃には、雨は次第にその激しさを増してきて希望者だけがびわ畑に行くこととなる。少し尻ごみをしていた私であったがこれも又取材なりと参加することにした。車の後部座席でがたがた揺れて登ること15分。やがて、山の斜面のびわ畑が現れる。急斜面の山からレールが作られていて、今しも、ごとごと大きな篭いっぱいのびわとお兄さんが降りて来た。ひとつひとつが古新聞の袋にしっかりと包まれていて、開けてみればもぎたてでオレンジ色の実が顔を出す。水々しさ、甘さ、色つや。この季節だけの美味!聞けばこの季節最後のびわだと云う。激しい雨の中、びわ畑はいよいよその緑を増していた。下へ降りて来ると体育館の中ではお土産のびわを売っていて混み合っていた。
帰りは、アクアラインを通って出発地へひた走る。バスの中でビンゴゲーム、映画鑑賞と大いに盛り上がった。なかなか商売上手で楽しい土産物店のお姉さんから、鰺の干物を買った人、びわ饅頭を買った人、トルコ桔梗の花束を手に余る程買った人、そして帰りにラベンダーの鉢をいただいて・・・。盛り沢山の内容とお土産を抱えて出発地に到着した頃は雨も上がっていた。”雨も又楽し”大変充実した日帰り旅行であった。
なかでも、どしゃ降りのびわ畑でいただいたオレンジ色の果実の美味は、思い出に残りそうである。
(広報 小山記)